2020年4月5日日曜日

京見峠のタチツボスミレはアカフタチツボスミレ?

京見峠の観察会の時に、葉の表に斑の入ったタチツボスミレがありました。
アカフタチツボスミレではないかと思い調べてみました。
アカフタチツボスミレの特徴
種・・・・・・タチツボスミレの品種として位置付けられています。
生育地・・・・日本全土に分布、生育適応範囲が広く比較的容易にみられる。
花色・・・・・淡紫色だが濃淡に差があり変化が多い。
側弁・・・・・側弁には毛が無い。
距・・・・・・やや細長い。通常、紫色を帯びる。
葉表・・・・・緑色。脈に沿って紅紫色に染まる。
葉裏・・・・・緑色。裏からも赤い脈が目立ちます。
托葉・・・・・櫛形で切れ込みが深いのがこの種の特徴。
タチツボスミレとの違いは、斑が入っていることと、托葉の切れ込みが深いくらいしかないようです。
今回葉裏の状態は、緑色で紫がかっていないのだけしか確認していません。
比較的普通に見つけられるとのことなので、斑入りのタチツボスミレがあれば観察してみてください。
                                    富永克己

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